TOPサウスバウンドについて > サウスバウンドに教材はありません
 

 index

 サウスバウンドに教材はありません


基礎的なトレーニングを重ねる上で、色んな種のトレーニングがあります。
前項で、人間の身体は楽器だと明言しました。
ですが、楽器と声とでは少しトレーニングの方法に違いがあります。

楽器をはじめる場合、初めて触る、音を出す、という場合がほとんどではないでしょうか。
しかし声の場合、物心付いたときからコミュニケーションのツールとして声や言葉を出し、使っていたはずです。
うたったことがない、という方も少ないでしょう。

ボイストレーニングを始めようと思ったときのその人が、今までどういった環境で過ごしてきたか、というのもとても重要なことです。
たとえば・・・

声を出すことに、とても慣れてる人がいます。
学生の頃より、大きな声で騒いで、遊んでいた。
生徒会などで壇上で、人前で話す機会が多かった。
活発的に意見を言うことが多かった。

反対に、そんな環境でなかった人もいます。
おとなしい感じの人や、たとえば運動部に所属していなかった、あまりカラオケにも行かない。
会社では黙々としたデスクワークが多く、とにかく大きな声を出す機会がほとんどない。

この違いだけでも、とても大きい問題です。
両者の間では発声時の身体の使い方がまるで違うはずですから。
(もちろん、どちらがより良い、ということはありません。あくまで身体の使い方の違いですから。)

また、発声、発音のクセも見逃せません。
現在の日本語教育では、発音の綺麗さを重視しているとはとても思えません。
外国語の授業では発音を重視した練習をたくさん行っているはずです。

つまり、それまでに身体にしみ込んでいる発声のクセというのは、正に十人十色。
たまたま、発声に適した体の使い方が上手く出来る方も多くいます。
もちろんその反対も。


パーソナル・トレーニングが重要

個々人の上手く使える部分はそのままに、悪いクセは取り除く。
声はその時の体調や精神状態も思い切り反映しますから、その時々に応じたトレーニングを組むことが大事なのです。

これが、教材のない理由です。
もちろん発声の仕組みや呼吸の方法、知識的なことはマニュアルに記せます。
ですが、身体の使い方を文字にすることはとても難しいことなのです。

最終的に目指すべき方向は一緒ですが、実際の声を聞き、身体の使い方を修正していくことやアドバイスは、その方だけにしか当てはまりません。
我々ボイストレーナーは、その方にあったトレーニング方法、言葉の使い方を模索することに、一番時間を費やすのです。


 next. 個人レッスンを推奨します >


サウスバウンドプロジェクト 大分県大分市府内町1丁目5番1号 COSMOU 301
Copyright (C) 2009 Southbound Project. All rights reserved.